宣言実現に向けた3つの取り組み

1生活リハビリの推奨

ウエイトマシンや器具を使用してのリハビリと違い、日常生活を送る上で必要な動作をご自身の残存機能を活かしながら行う事で、1日に何度もリハビリのチャンスが生まれます。
私たちは20年の実践の中で「生活リハビリ」の効果を実感しています。

2多床室の優位性

近頃は、核家族化による家族の分断が進み、個人のプライバシー保護など個別性が最優先されるようになってきました。
しかし、高齢者にとっては他者との交わりの無い(刺激の無い)生活を送ることは認知症の進行を早めてしまう原因にもなる為、私たちはあえて多床室を多く設置しています。

3私たちの考える看取りとは

「看取り」とは看取る瞬間までのプロセスである。私たちはこれまでたくさんの方々の人生と関わり、お別れまでの期間を過ごしてきました。その経験から多くの喜びや悲しみに触れ、「看取り」とは何かということを考えました。
20年以上の経験から私たちは「看取り」にとって最も大切なことは最期の場所ではなく、最期に向けて過ごす時間や周りを囲む人々との繋がりであると確信し、日常ケアでの実践に取り組みます。